Ｓ.Ｉ.Ｃ.スキー研究会
Ｓ.Ｉ.Ｃ.スキー研究会は、平川仁彦を中心に、会員の皆さんが豊かなスキーライフを実現するために必要な
情報をみんなで自主的に研究し、相互に交信しあうコミュニティづくりを目指す集まりです。
八海山スキースクールからは独立した活動をしています。
S.I.C.とは、S(ski). I(inter).C(communications).の略で、interはインターナショナルとインターネットの意を重ねました。コミュニケーションズは、人間関係、交流、情報伝達の意としました。
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八海山スキースクール
…低迷している日本のスキー…
日本にスキーが伝わってから100年。この間、多くの方たちの知見の蓄積によって日本のスキー環境は大きく変わってまいりました。ところが、昨今のスキー界は、技術習得を究極目的化し、こぞって先鋭技法の形態を追い求める特殊なスキースタイルが定着し始め、低迷に拍車をかけてしまっています。
いま、私たちスキーヤーが考えなくてはならないことは「これからの日本のスキーは、どうなるのか？」、「スキーの普及には何が必要か？」について原点から見直し、これからスキーを始める人たちが気軽に参加できる活動形態を探求することが最も大切なことだと考えています。
研究会の目的
…学びの手法…
私たち発起人（世話人）は、スキー活動の在り方について、それぞれの立場から課題を出し合いました。結論は「何故、スキーを続けるのだろうか？」というような観点から「学びの手法」を研究することが大切だ、ということで一致しました。
スキー離れの原因を探るよりも、スキー活動に取り組んでいる人たちの様々な「何故なのか？」などの疑問に対する答えを共同で探る。そこから充実した活動を実現するためのアイデアを創り出す。そのためには、お互いが助長しあうワーキンググループを構成したいと考えています。
研究会の目的は、豊かなスキーライフを実現するために必要な「ファシリテーションスキル」を皆で研究します。ファシリテーションとは、情報を整理し、活動を促進する技能のことです。
研究会の特徴は、教える側と習う側に分かれた形態でなく、参画する人たちが自主的に学習し、テーマについて積極的に交信し会うコミュニティづくりを目指します。
講座の内容
１）年間活動の基本コンセプト
活動は「秋期」「冬期」「春期」の三期構成です。内容の全体像は「ファシリテーション講座」という研究活動になります。
コンセプトは、メンバーがファシリテーターとしてのスキルを身につけ、そのスキルを実地で活用できる「ファシリテーター（リーダー・指導者）」になることです。そして多くのスキーヤーに感動体験を提供することを目標にします。 ２）活動プログラム
昨今のスキー学習の方法については、見直しが必要とされています。指導者と生徒の関係が一方通行になっているからです。これは専門知識をベースにした資格者が必ずしも良い指導をしているとは、言えないことを示しています。
S.I.Cスキー研究会では、ワークショップで「体験する」と「話し合う」に加えて「教えてみる」ことで学習成果を確認していただきたいと考えています。
A）ファシリテーション講座の概要
PART 1 平川仁彦のスキー生理学
このパートでは、スキー学習活動に必要な基礎知識の全般を取り扱います。
①総論
講座の目的。スキー技術を学ぶ意義。技術学習の構造。
②学習理論
学習目標と基本的な「学び方学習」。学習系統の構成。
③学習マネージメントの基礎知識
科学的な見解の理解（理論の必要性）、科学的な判断基準を理解する（基礎の重要性）。意識と意志を強く持つ（動機の重要性）。原則的なことを整理する。
④技術学習に必要な基礎理論
力学的な原則理論。神経系統の心理的・生理的な機能。空間を認識する・・・など。
セミナー日程
日 程 スキー場 内 容 9/25（日） 中央大学
駿河台
記念館基調講演（理論セミナー）
年次総会11/18（金） 東京YMCA 理論セミナー 12/10（土）～12/11（日） 丸沼高原 ベースの確認 1/28（土）～1/29（日） 八海山 ベースの確認 3/20（月祝）～3/21（火） 尾瀬戸倉 ビルドアップ 4/15（土）～4/16（日） 丸沼高原 まとめ
年会費
10,000円を予定 ■ 各セミナーの受講料金がメンバー料金となります。 ■ 年間を通した活動の柱となる資料をお渡しします。
講座参加のお申込み・お問い合わせ
Ｓ.Ｉ.Ｃ.スキー研究会 本部事務局 （八海山スキースクール）
TEL 025-777-4771
e-mail sic@hakkaisan-ss.com
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